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新緑の季節が到来すると、何となく、気持ちが
すがすがしい、豊かになった様な気分になるものです。

日本には四季があり、それぞれに文字で
季節感を表す言葉がたくさんあります。

その様な気分の時には、親しい人などに

ご挨拶をしたくなるのではないでっしょうか?

今回は新緑の季節とは、いつごろの事かや
新緑の季節に良く使われている言葉などについてのほかに

季節に使われている意味などを解説しています。

新緑の季節の意味とは?

特に、新緑の季節とは、

日本人の大好きな桜の花が散ったころからが

そして、木々に新緑の葉が付き始めたころからが

初夏の現れなのです。

この頃になると私たちの感覚で言うと

「暑くもなく、寒くもない夏の始まりの時期」

新緑の季節を表しているのです。

新緑の季節に使われている季語は

新緑の季節に使われている言葉の事を季語というのですが

新緑の頃に良く使われている季語を紹介します。

今回紹介する季語は、特に文章に使われている季語を

紹介いたします。

新緑の季語として過去に有名人が使われた文例

・きよお!と喚いてこの汽車はゆく新緑の夜中 金子兜太(1919-)
・わが心わが身新緑の山に入る 相馬遷子 雪嶺
・列車快走す新緑の防雪林 内藤吐天 鳴海抄
・去年の雌花くろいやしやの新緑 北原白秋
・友讃へあふ新緑の若者たち 福田甲子雄
・口を漱ぎて新緑の駅にまた 中田剛 竟日
・古塔小さし洩れ日翻りの新緑に 石原八束 空の渚
・塔仰ぐとき新緑に染まりつゝ 稲畑汀子
・天気もちにもって新緑寸又峡 高澤良一 ぱらりとせ
・夫を待つ坂多き街新緑の 対馬康子 愛国
・妻子いつ呼べるや新緑の真只中 石橋辰之助
・姨岩を囲む新緑柔らかし 野村倶子
・実験の火は新緑の上に育つ 古舘曹人 能登の蛙
・宿一歩出て新緑に目を細む 高澤良一 素抱
・少年よ新緑を汝がたてがみに 渡辺恭子
・山毛欅新緑足跡残してはならぬ 津田清子
・快復す新緑に躬をふかく容れ 池田秀水
・忽ち拡がり拡がる新緑は野武士的 山岡敬典
・摩天楼より新緑がパセリほど 鷹羽狩行(1930-)
・新緑がもえても 平和の鳩が とびたゝない 吉岡禅寺洞
・新緑が人のすきまを埋めてゆく 中田 美子
・新緑にさだかならざる目鼻かな 京極杞陽 くくたち下巻
・新緑にしばし讀書の瞳を癒す 新井フミ
・新緑にひゞかひ堂の階を踏む 米沢吾亦紅 童顔
・新緑に伸びし眉毛を切りおとす 相馬遷子 山河
・新緑に俗を離れて離宮かな 幸 数限
・新緑に吹きもまれゐる日ざしかな 深見けん二
・新緑に慣れたところで山下る日 高澤良一 素抱
・新緑に指染めて指す滝への道 高橋悦男
・新緑に浮浪者蒼き目をしたる 対馬康子 吾亦紅
・新緑に神の笛吹く男の子 若林 かつ子
・新緑に立つけだるさは祖母ゆずり 鎌倉佐弓 天窓から
・新緑に紛れず杉の林立す 山口波津女
・新緑に開発すすむ石油の香 大島民郎
・新緑に雨ひかり降り降りやまず 柴田白葉女 花寂び 以後
・新緑の 陰影の深さ 鮎解禁はまだです 吉岡禅寺洞
・新緑のうねり隣家を遠くせり 大山昭雄
・新緑のなかまつすぐな幹ならぶ 桂信子 黄 瀬
・新緑のもとにて髪の吹かれ立ち 藤後左右
・新緑のアパート妻を玻璃囲ひ 鷹羽狩行(1930-)
・新緑のレース綴れり御堂筋 西村和子 かりそめならず
・新緑の中にひかりのこぼれきてキリストのごとく立つ黒き幹 浅野光一
・新緑の中や*いもりの水しづか 中村秋晴
・新緑の中鼎談の椅子置かれ 池田秀水
・新緑の名城公園散策す 籠谷充喜
・新緑の天にのこれりピアノの音 目迫秩父
・新緑の寺の電話を借りにけり 増田龍雨 龍雨句集
・新緑の山並鏡なせりけり 原裕 『王城句帖』
・新緑の山径をゆく死の報せ 飯田龍太
・新緑の山迫り来て声となる 高久フミ
・新緑の島根を洗ふ濤の段 西島麥南
・新緑の庭より靴を脱ぎ上る 山口誓子
・新緑の押し寄せてゐる一山村 高澤良一 素抱
・新緑の枝混り合ひ許し合ふ 保坂リエ
・新緑の森をいできし濁り水 鈴木六林男 国境
・新緑の椎の最も昂れる 百合山羽公
・新緑の槐の陰に小鮒売 小林螢二
・新緑の此岸に村はかたまりて 高澤良一 素抱
・新緑の水に老醜山椒魚 浅羽緑子
・新緑の深さ競ひて医科法科 小松原みや子
・新緑の町へ来る汽車の音です 北原白秋
・新緑の真中の我に闇ひとつ 藤木加代子
・新緑の真只中に祝はるる 長谷川回天
・新緑の肺に溶け入る湖畔荘 佐藤春夫 能火野人十七音詩抄
・新緑の血潮を永久に龍馬像 渡辺恭子
・新緑の街をゆく掌をポケットに 藤後左右
・新緑の街路樹幹を敵と知らず 斎藤玄
・新緑の野点の席に雲流る 小林律子
・新緑の闇よりヨーヨー引き戻す 浦川聡子
・新緑の雨や石上のかたつむり 内藤吐天 鳴海抄
・新緑の風にゆらるるおもひにて 飯田蛇笏 椿花集
・新緑の香に新緑の風を待つ 稲畑汀子
・新緑めぐらし胎児育ててむわれ尊 金子皆子
・新緑もビルも流れて子を産みに 森田智子
・新緑やあきらかに捧げ元帥刀 渡邊水巴 富士
・新緑やいよいよふるぶ屋根と墓 田川飛旅子 花文字
・新緑やうつくしかりしひとの老 日野草城
・新緑やかぐろき幹につらぬかれ 日野草城
・新緑やこつてり絵具つけて画く 高田風人子
・新緑やたへにも白き琴弾く像 山口青邨
・新緑やたましひぬれて魚あさる 渡邊水巴
・新緑やまた水楢に歩をとゞめ 佐野青陽人 天の川
・新緑やもつたいなくて帽子とる 太田土男
・新緑やチヨークで道に道を描き 対馬康子 純情
新緑や人の少き貴船村 波多野爽波 鋪道の花
新緑や仰ぎて叩く楡の幹 望月皓二
新緑や兄欲る東大構内に 秋元不死男
新緑や夜まで遊ぶ鹿を見し 阿部みどり女
新緑や愛されたくて手を洗う 対馬康子 純情
新緑や暁色到る雨の中 日野草城
新緑や木椅子に昨夜のしめりあり 岡和絵
新緑や水恋鳥が啼きしと云ふ 渡辺水巴 白日
新緑や濯ぐばかりに肘若し 森澄雄 雪櫟
新緑や生れし子に逢ふ硝子越し 福永 耕二
新緑や皇居名残の霊柩車 渡辺水巴 白日
新緑や目薬させば目の新た 長崎雁来子
新緑や石をこえゆく水の音 曽我玉枝
新緑や絶壁のひび海に入る 新田祐久
新緑や芥のごとき汽車の中 百合山羽公 故園
新緑や髪の捲きかたかへて見き 加藤知世子
新緑や魚棲むらんか枝に石に 渡辺水巴 白日
新緑をしきりにゆする不発弾 穴井太
新緑を見透かせぬなり遺骨抱き 澁谷道
杉の香に新緑邃し楞厳寺 河野南畦 湖の森
村は新緑戸籍に死にし兵帰る 橋本夢道 無礼なる妻
森深き新緑の中幹が立つ 中島斌雄
植ゑられてすぐ新緑に加はれり 上田五千石
海中にも新緑のあり揺らぎをり つじ加代子
滝の如き新緑貧を遊びをり 小林康治 玄霜
硝子の新緑光今朝来た蠅 北原白秋
神木や新緑界を抽んでて 上田五千石 田園
篁子が匍ひ出した梅の新緑 北原白秋
職退かな新緑の渦組みほつれ 上林 裕
西塔残花に在り東塔は新緑に 日野草城
車窓新緑故山に向ふうづくまり 森澄雄 雪櫟
雑木の新緑見おろして何か光る木 北原白秋
かさねあふべき肉声に緑さす 中田剛 珠樹
きはまりて連翹の黄は緑さす 松村蒼石 雁
ひそと踊る素描ニジンスキイ緑さす 小池文子 巴里蕭条
もめん縫ふひとつ窓より緑さす 井上雪
モリアヲガヘルの卵あはあは緑さす 嶋田麻紀
地下鉄の出口Aより緑さす 烏丸道子
少年の顔となりたり緑さす 中村祐子
山鳩の死に緑さす山の樹々 三谷昭 獣身
思ふ事なき日の素顔緑さす 古賀まり子 降誕歌
獄中の爪書き「母よ」緑さす 岩崎波久
緑さすと聞けばかなしき五月来ぬ 石野兌
緑さすへくそかづらののぼりかけ 佐々木六戈 百韻反故 冬の皺
緑さすやからから熱き骨ひらふ 皆川白陀
緑さすや君と別るゝための黙 小林康治
緑さすや鏡中のわが白髪も 皆川白陀
緑さす三鬼波郷の亡き後も 小林康治
緑さす下に少年地図ひろげ 大高 翔
緑さす仰臥の夫の髭剃れば 石田あき子 見舞籠
緑さす何時も祖母ゐし納戸前 古賀まり子 緑の野以後
緑さす厨を今も手離せず 横山房子
緑さす富貴寺の面取り柱かな 高澤良一 寒暑
緑さす山廬を守りて子ら遠き 和田 和子
緑さす扉を少し開け祈りをり 古賀まり子
緑さす旅墓に逢ひ牛に遇ひ 鷲谷七菜子 花寂び
緑さす書見器隠り夫睡れり 石田あき子 見舞籠
緑さす未完の畫布の夫に會ふ 石田あき子 見舞籠
緑さす机の角に蚤殺す 百合山羽公 寒雁
緑さす松や金欲し命欲し 石橋秀野
緑さす漬物桶にひざまづく 野沢節子
緑さす窓を雨滴の徒競走 高澤良一 素抱
緑さす籐編み籠に籐の鳥 高澤良一 ぱらりとせ
緑さす胸ふれられて軽くなる 二村典子
緑さす薄粥を花のごと餘す 小林康治 玄霜
緑さす鴻山妖怪財布かな 高澤良一 燕音
鎮魂の岩のレリーフ緑さす 猪俣千代子
鏡台はパンドラの匣緑さす 松本澄江
風に吊るガラスの魚に緑さす 吉井操子
風入れてたたむ喪服に緑さす 古賀まり子 緑の野
みどりの夜寝てより身体大きくす 和田耕三郎
あまた居て二人の対話みどりの夜 原裕 『王城句帖』
紛れなき両手両足みどりの夜 藤井冨美子

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さすが有名な方たちの文例は素晴らしい文ばかりです。
参考になる文例を使って見るのも方法です。
以上の様な季語を使用した文例でした。

新緑の季節に使用するには?


新緑の季節の挨拶は手紙の冒頭に使いましょう

例:拝啓 新緑の候、いかがお過ごしでしょうか。

上の例が基本的な使い方です。


「拝啓」を書くときは必ず手紙の最後に右端に

「敬具」と書きましょう。

また季節を感じさせる文章もよいでしょう。

例:新緑の候、少しずつ暑くなってきましたが、
いかがお過ごしですか?

例:新緑の候、街頭の木々が青くなってきました。

例:新緑の候、鯉のぼりが青い空を
泳いでいるのを見ました。もうすぐ夏ですね。


等の言葉が良いです。

その他には

暑くなってきて、子供が外で元気に遊んでいるのを
よく見るようになった。

短パンの子どもたちが増えた。

外回りで久しぶりに汗をかいた。

この様な事柄を連想して書くといいのでは
ないでしょうか

若葉の候

春風若葉のかおる候

風清らかな初夏の候

・風薫る季節

この様な場合には

手紙が到着する時期に合わせますので、

4月末に書く場合は、今回の「新緑」でも良いかと思います。


但し、月末に書く場合には

別の挨拶に変えないといけないので

注意する必要があります。

相手に届く頃のことを考えて

季節の挨拶を選ぶようにしましょう。

「新緑の候」を使う5月の季語は、

立夏、初夏、卯月、葉桜、
菖蒲、端午、鯉のぼり、稲植う、
韮の花、野蒜、薔薇、アカシア、
菜種刈り、新茶 などがあります。

・新緑の候、新茶の香りも清々しい季節となりました。

・新緑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

・風薫る五月、皆様益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。


この様な季語の入った文章も参考にしては

編集後記

今回は、新緑の季節に使われた季語を入れた参考になる

文章を調べてみました。

いずれにしても、新緑の季節に使用する文章は

実際にご自身で出勤時などに

子どものお迎えの時などに少しだけ周りの

風景を見ながら

その時に見える景色を書いてみると、

意外と悩まずすんなりと書くことが

できるかと思います。

ビジネスメールでなければ、

相手の方もあなたがどう過ごしているのか

気になるものですので、

そういう報告を交えた挨拶の使い方がオススメです。

相手のことも気にかけながら、

自分の最近のことも一緒に報告するのも肝心です。

報告といってもささいなことでかまいません。

決して、難しく考えないで、新緑の季節を

思い浮かべながら書くようにしましょう!

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